スタシス・エイドリゲヴィチウス展「仮面/ペルソナ」

次回開催

2026年9月8日 - 10月24日

新作ポスター
この度、アートフロントギャラリーでは、リトアニア出身、ポーランド在住のアーティスト、スタシス・エイドリゲヴィチウスの個展を開催いたします。
営業時間火~土 11 : 00 ~ 17 : 00
休廊日日曜、月曜
イベント【トークイベント】
日時:2026年9月8日(火)18:30~
登壇者:スタシス・エイドリゲヴィチウス×北川フラム(アートフロントギャラリー代表)
*言語:日本語、リトアニア語(逐次通訳)
*予約制
トークイベントに参加をご希望の方は、こちらからお申込みください。

みどころ

 スタシスは1994年のファーレ立川への参加以降、越後妻有アートトリエンナーレをはじめとする数々の芸術祭やプロジェクトを通じて、アートフロントギャラリーと長年にわたり協働してきました。本展は、代官山のアートフロントギャラリーで開催されるスタシス初の個展となります。
 本展では、スタシスの作品世界を象徴するモチーフ「仮面」に焦点を当てます。仮面は、絵画やドローイングといった平面作品だけでなく、立体作品やパフォーマンスなど、多様な表現の中で繰り返し登場してきました。スタシスにとって仮面は、人の正体を隠すものではなく、むしろ人間の内に秘められた感情や本質を浮かび上がらせるための装置です。社会の中で私たちが演じるさまざまな役割や、本当の自分と他者に見せる自分との間にある曖昧な境界を映し出し、外見と内面、現実と想像、自己と他者を行き来しながら、「人間とは何か」という普遍的な問いを鑑賞者へ投げかけます。
 また、スタシスは2026年9月11日に開幕する国際芸術祭「下呂 Art Discovery 2026」にも参加し、下呂市内で2点の作品を展開します。会期中は、アートフロントギャラリーにて「下呂 Art Discovery 2026」の作品鑑賞パスポートおよび公式ガイドブックも販売いたします。ギャラリーでの個展とあわせて、下呂で展開されるスタシスの新たなプロジェクトもぜひご鑑賞ください。
特別協力・名誉後援

出展作家

スタシス・エイドリゲヴィチウスStasys Eidrigevicius

1949年、リトアニア生まれ。1980年以降は、ポーランド・ワルシャワ在住。
画家として活動するほか、グラフィック・アーティスト、写真家であり、インスタレーション、彫刻、パフォーマンスなど多様な表現を手がけている。さらに、舞台美術家、詩人、作家、演出家としても活動し、これまでに世界各国で100回を超える個展を開催。絵画やグラフィック作品をはじめ、ポスター、書籍の挿絵、仮面、そして「にじみ」や「リトアニア的憂愁」とも呼ばれる作品群を通して、自身の思考や体験、遍歴、内的イメージの世界を表現してきた。
ドローイング作品は『ニューヨーク・タイムズ』をはじめとする国際的な新聞・雑誌に掲載されており、オリジナルの戯曲はワルシャワの劇場にて上演されている。日本では、美術界だけでなく、グラフィックデザインや演劇関係者など、多くのクリエイターに影響を与えてきた。2019年にポーランド共和国功労勲章コマンドール十字章を受章し、2001年には、リトアニア国家文化芸術賞を受章している。また2024年3月、リトアニアにスタシス・ミュージアムがオープンした。