スタシスは1994年のファーレ立川への参加以降、越後妻有アートトリエンナーレをはじめとする数々の芸術祭やプロジェクトを通じて、アートフロントギャラリーと長年にわたり協働してきました。本展は、代官山のアートフロントギャラリーで開催されるスタシス初の個展となります。
本展では、スタシスの作品世界を象徴するモチーフ「仮面」に焦点を当てます。仮面は、絵画やドローイングといった平面作品だけでなく、立体作品やパフォーマンスなど、多様な表現の中で繰り返し登場してきました。スタシスにとって仮面は、人の正体を隠すものではなく、むしろ人間の内に秘められた感情や本質を浮かび上がらせるための装置です。社会の中で私たちが演じるさまざまな役割や、本当の自分と他者に見せる自分との間にある曖昧な境界を映し出し、外見と内面、現実と想像、自己と他者を行き来しながら、「人間とは何か」という普遍的な問いを鑑賞者へ投げかけます。
また、スタシスは2026年9月11日に開幕する国際芸術祭「下呂 Art Discovery 2026」にも参加し、下呂市内で2点の作品を展開します。会期中は、アートフロントギャラリーにて「下呂 Art Discovery 2026」の作品鑑賞パスポートおよび公式ガイドブックも販売いたします。ギャラリーでの個展とあわせて、下呂で展開されるスタシスの新たなプロジェクトもぜひご鑑賞ください。