About

理念

アートフロントギャラリーは、美術全般に関わる会社です


その目的とするところは、作品のもつ時代精神、未来への予感に寄り添い、
美術を広く国際的な観点で捉え、深く社会的な場で展開することにあります。
それは美術を通して世界のあらゆる地域を理解することができる、
美術を通してかすかに発せられる人間の意思を知ることができるという信念を持つからです。

美術作品の定位は、時を経た検証と国際的な同時代性のなかで量られると考え、その観点から作品を選択していきます。

空間環境の変化と生活スタイルの変化に正面から取り組み、美術を開発事業、生活空間のなかに的確に活かします。

私たちは、全国の各地域との交感を大切に考えています。地球環境を守ることは、
それぞれの故郷ひとつひとつがかけがえのない宇宙であるという考えから生まれると思うからです。

私たちのビジネスのモットーは 
●良質な作品の発掘と提供 ●丹精こめた制作 ●空間との調和 ●公正な取引 
です。

会社概要

会社名株式会社アートフロントギャラリー
本社住所〒150-0033東京都渋谷区猿楽町29番18号
TEL:03-3476-4868/FAX:03-3476-4874
設立1982年11月17日
創業1971年6月15日
代表北川フラム[代表取締役会長]
原 蜜[代表取締役社長]
社員数50名
関連組織株式会社 現代企画室
NPO法人 越後妻有里山協働機構
NPO法人 瀬戸内こえびネットワーク
奥能登珠洲ヤッサープロジェクト
会社概要PDF

プロフィール

©︎Mao Yamamoto

北川フラムFRAM KITAGAWA

1946年新潟県高田市(現上越市)生まれ。東京芸術大学美術学部卒業(仏教彫刻史)。
1971年、東京芸術大学の学生・卒業生を中心に「ゆりあ・ぺむぺる工房」を設立(渋谷区桜丘町)。展覧会やコンサート、演劇の企画・制作に関わる。1982年、株式会社アートフロントギャラリーを設立。
主なプロデュースとして、ガウディブームの下地をつくった「アントニオ・ガウディ展」(1978-79)、全国80校で開催された「子どものための版画展」(1980-82)、全国194ヶ所でアパルトヘイトに反対する動きを草の根的に展開し、38万人が訪れた「アパルトヘイト否!国際美術展」(1988-90)、米軍基地跡地を文化の街に変えた「ファーレ立川アートプロジェクト」(1994)など。
アートによる地域づくりの実践として「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」(2000~)、「瀬戸内国際芸術祭」(2010~)、「房総里山芸術祭 いちはらアート×ミックス」(2014、2021)、「北アルプス国際芸術祭」(2017、2021、2024)、「奥能登国際芸術祭」(2017、2021、2023)、「百年後芸術祭~環境と欲望~内房総アートフェス」(2024)、「南飛騨ArtDiscovery」(2024)で総合ディレクターをつとめる。
主な受賞に2003年フランス芸術文化勲章シュヴァリエ、ポーランド文化勲章、2012年オーストラリア名誉勲章・オフィサー、2017年度朝日賞、2018年度文化功労者。2019年イーハトーブ賞など。

役職及び委員

  • 株式会社アートフロントギャラリー代表取締役会長
  • 公益財団法人福武財団常任理事
  • 株式会社現代企画室代表取締役社長
  • NPO法人越後妻有里山協働機構理事長
  • NPO法人瀬戸内こえびネットワーク理事長
  • 東京芸術劇場 運営委員(2012~)
  • 地域活性化センターふるさとイベント大賞審査委員長(2011~)
  • Reborn-Art Festival実行委員会顧問(2015~)
  • 地域活性化センター 顧問(2021~)
  • 珠洲市復興計画策定委員会有識者会議委員(2024~)

主著

『希望の美術・協働の夢 北川フラムの40年1965-2004 』(角川学芸出版、2005年)、『美術は地域をひらく 大地の芸術祭10の思想』(現代企画室、2014年/アメリカ、台湾、中国、韓国で翻訳出版)、『ひらく美術 地域と人間のつながりを取り戻す』(ちくま新書、2015年)、『直島から瀬戸内国際芸術祭へ─美術が地域を変えた』(福武總一郎との共著/現代企画室、2016年/中国、台湾で翻訳出版)など。

越後妻有里山美術紀行-大地の芸術祭をめぐるアートの旅

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美術は地域をひらく—大地の芸術祭10の思想

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ひらく美術: 地域と人間のつながりを取り戻す

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ファーレ立川パブリックアートプロジェクト 基地の街をアートが変えた

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大地の芸術祭 <ディレクターズカット>

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アートの地殻変動 大転換期、 日本の「美術・文化・社会」 北川フラム インタビュー集

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関連する投稿

沿革

1971
東京芸術大学の学生・卒業生を中心に「ゆりあ・ぺむぺる工房」発足(渋谷区桜ヶ丘)展覧会やコンサート、演劇の企画・制作に関わる。
1977
「ガウディ展」を全国11ヶ所で開催(~79年)。後のガウディブームの下地をつくる。
ガウディ展(1978)
1979
版画企画ギャラリー「アートフロント」設立。
1980
「子どものための版画展」を中学校を中心に全国77校で開催(~82年)。
北川フラムが出版社・現代企画室の経営権を引き継ぐ。
子どものための版画展(1980)
1982
株式会社アートフロントギャラリー設立。
1984
代官山ヒルサイドテラスに、企画画廊「ヒルサイドギャラリー」を開設。
川俣正「工事中」を開催するが、2週間で撤去。
音楽プロダクション「アートフロントプロデュース」設立。(99年以降別会社へ移譲)
1988
ユネスコ(在パリ)の要請により、「アパルトヘイト否!国際美術展」日本開催の窓口となる(全国194ヶ所巡回、約38万人が来場。90年まで)。
韓国での開催もコーディネート(1991年)。
アパルトヘイト否!国際美術展(1988-1990)
1991
クリスト「アンブレラ日本―アメリカ合衆国1984-1991」プロジェクトに参画。
1992
1994
アートプランニングした「ファーレ立川」(立川米軍基地跡地の再開発)が竣工。
ファーレ立川(1994)
1997
ヒルサイドテラス30周年記念展覧会(「フランス文化省パブリックアートプロジェクトの記録」日本展、ブルガリア文化フェスティバル、ガウディ展他)の企画・コーディネート(ヒルサイドテラスは98年度メセナ大賞を受賞)
「ファーレ立川」展を台湾10都市、ソフィア(ブルガリア)、プラハ(チェコ)で開催(~1999年)
1988
「ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション」企画・運営(~2024年)
1999
「代官山インスタレーション」展 企画・コーディネート(~2013年)

日本・ポーランド国交樹立80周年記念「ショパン ポーランド・日本展」企画・コーディネート
2000
第1回「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」企画・コーディネート(~現在)
総合ディレクターを北川フラムが務める。
2000
代官山同潤会アパート再開発「代官山アドレス」アートコーディネート
2001
EU各国大使館の要請を受け「日本・ヨーロッパ建築の新潮流」事務局(2004年より「ヨーロッパ・アジア・パシフィック建築の新潮流」に拡大)。東京、欧州文化首都等17都市で開催(~2011年)
2003
アボリジニ現代美術展「精霊たちのふるさと」コーディネート(越後妻有、東京、釧路巡回)
2004
2005
2007
「ザ・ペニンシュラ東京」アートコーディネート。以後、ラグジュアリーホテルのアート計画を多数受注。
2008
「パークハイアット上海」アートコーディネート。以後、中国各地のホテルのアート計画を多数受注。

代官山ヒルサイドテラス「クラブヒルサイド」の文化プログラムの企画コーディネート(~現在)。
2009
「水都大阪2009」のアートコーディネート

「渋谷ヒカリエ・クリエイティブスペース8」コンサルティング(~現在)
2010
ヒルサイドギャラリー及びアートフロントグラフィックスを統合し、「アートフロントギャラリー」に改称
第1回 瀬戸内国際芸術祭のアートコーディネート(~現在)
2012
「代官山T-SITE」のアートコーディネート。ANJINの企画展示(~現在)。
2013
「市原湖畔美術館」オープン。建物リノヴェーション・コンペから関わり、指定管理者として企画・運営(~現在)

アートフロントギャラリー中国法人設立(-2018年9月 現地法人に事業譲渡)
2014
第1回 いちはらアート×ミックス(千葉県市原市)のアートコーディネート
2016
東アジア文化都市2016奈良市「古都祝奈良—時空を超えたアートの祭典」。蔡國強「船をつくる」はじめ8つの社寺等でのアートプロジェクトを企画・コーディネート。

第1回「瀬戸内アジアフォーラム」の企画・コーディネート(~現在)
2017
第1回 北アルプス国際芸術祭(長野県大町市)のアートコーディネート(~現在)

第1回 奥能登国際芸術祭(石川県珠洲市)のアートコーディネート(~現在)
2018
2019
「上海都市空間芸術祭」(芸術監督:北川フラム)のアートコーディネート

「ヒルサイドテラス50周年記念事業」企画・コーディネート
2020
コロナ禍の中、インスタグラム・プロジェクト「Artists’ Breath」を実施。34の国と地域の194組のアーティストが参加
2021
第2回「奥能登国際芸術祭」において「スズ・シアター・ミュージアム」企画・コーディネート
2022
第5回「瀬戸内国際芸術祭」において「瀬戸内アジアフォーラム」の企画・コーディネート
2024
「百年後芸術祭~環境と欲望~内房総アートフェス」(総合ディレクター:北川フラム)のアートコーディネート

受賞作品

ファーレ立川
住宅・都市整備公団総裁表彰(1995)
94年度日本都市計画学会計画設計賞(1995)
日本建築美術工芸協会特別賞(1995)
平成8年度都市景観大賞景観形成事例部門(1996)
夢メッセみやぎ
平成9年度都市景観大賞景観形成事例部門(1997)
代官山ヒルサイドテラス
メセナ大賞98大賞(1998)
大地の芸術祭
ふるさとイベント大賞/総務大臣表彰(2001)
東京クリエイション大賞アートシーン創造賞(2002)
地域づくり総務大臣表彰(2004)
第7回オーライ!ニッポン大賞グランプリ/内閣総理大臣賞(2009)
地域づくり表彰/国土交通大臣賞(2010)
文化庁長官表彰/文化芸術創造都市部門(2011)
グッドデザイン賞/金賞・経済産業大臣賞(2018)
第11回観光庁長官表彰(2019)
袋井市愛野駅周辺整備事業
SDA賞優秀賞(2001)
JRタワーアート計画
ブルネル賞(2005)
瀬戸内国際芸術祭
「第15回ふるさとイベント大賞」選考委員特別賞(2010)
第4回海洋立国推進功労者表彰(2011)
第1回ジャパン・ツーリズム・アワード大賞(2015)
ART SETOUCHI
グッドデザイン賞(2018)
アジア都市景観賞(2018)
市原湖畔美術館
One Show Identity Design Gold Pencil (2014)
ADC賞(2014)
第18回CSデザイン賞 グランプリ (2014)
第48回SDA賞 サインデザイン優秀賞 (2014)
2015年日本建築学会作品選集新人賞(2015)