シリーズ3: 大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレの作家たち

会期終了

2009年9月1日 - 9月20日

大地の芸術祭にあわせた企画展「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレの作家たち」の第三弾。新たな顔ぶれをそろえ、芸術祭の出展作家作品を特集展示します。
芸術祭の会期も残りあとわずか。この機会にぜひお立ち寄りください。
大地の芸術祭は新潟県十日町市と津南町にまたがる越後妻有地域で3年に一度開催される国際展です。高齢化に悩む越後妻有を舞台に、地域の歴史や特徴をアートを媒体として掘り起こすことで、アーティストたちは場所に根差し、地域やそこにすむ人々を作品化しています。2000年に開催された第1回展から残る作品も数多くあり、今年の第4回展では350点もの作品を見ることができます。
アートフロントグラフィックスでは、今でも見られる恒久設置作品を残している作家たち、あるいは今年の夏に参加している作家による、「越後妻有ではない」作品をアートフロントグラフィックスでは展示します。この展示では越後妻有で場所にあせて新規にプランを練っている作家たちの本来の姿を垣間見ることができます。大地の芸術祭にこれから行かれる方も、行かれた方も、ギャラリーにある作品と妻有にある作品を比べていただくと、作家の姿勢や特徴を発見していただけるはずです。
シリーズの第3弾となる9月の展示では磯辺行久らの作品をご紹介しています。
また、アートフロントグラフィックスでは大地の芸術祭の作品を見るのに必要な共通パスポートやマップなどもご用意しています。
営業時間11:00~19:00 (会期中 月曜休廊)

出展作家

磯辺 行久Yukihisa Isobe

磯辺は1950年代から版画を制作し、60年代にはいるとワッペン型を反復したレリーフ制作し一躍注目を集めた。ワッペンシリーズには大理石を混ぜた石膏でつくった作品のほか、ドローイングやエンボス、プリントなどの作品がある。1965年ニューヨークに渡り、エネルギーなど環境芸術を学び始めてから作風は大きく変換し、バイオや地質や気象など環境を構成している情報と色彩や形といったアートの伝達ツールを重ね合わせた。2000年に始まる大地の芸術祭との関わりは深く、信濃川の昔の姿をポールで表現したり、土石流の痕跡を作品化した(2015)。アートフロントギャラリーでは既に美術館に納品された作品以外の作品の管理運営を行っており、市原湖畔美術館の開館記念展に磯辺行久展を企画した。