線と色は美術作品を構成する最も基本的な要素です。特に線はシンプルなようでいて一本ひっぱっただけで、その人の技量が分かるともいいます。今回の特集展示は常設作品から線で構成された作品をご紹介します。今回ご紹介するのは堀浩哉、山口啓介、川島慶樹、筆塚稔尚など素材も技法も異なったさまざまな作家たちの作品ですが、共通するのはシンプルな曲線から形、あるいはイメージや空間が出来上がっていっていることだと思います。力強かったり繊細であったり、多様に重なることで緩やかな線は複雑な深さを作品にもたらしています。さまざまな線にぜひ出会ってみてください。