下呂 Art Discovery 2026 第一弾参加作家およびメインビジュアルを発表

2026年1月29日

後列左から弓指寛治、EAT&ART TARO、村上力、川谷光平、岡﨑真理子、橋本雅也、竹中美幸、坂田桃歌
前列左から鈴木初音 一人置いて総合ディレクター北川フラム、山内登下呂市長。(敬称略)

去る1月19日、「下呂 Art Discovery 2026」の東京記者発表がアートフロントギャラリーで行われ、第一弾の作家発表とメインビジュアルが公開されました。

みんなの学校の公募には約250もの応募があり、その全体像について北川ディレクターが発表しました。

国内からは9名の参加作家が来場され、海外からは4組のアーティストからのビデオメッセージで作品プランについて説明があり、期待が膨らみます。

詳細は、リニューアルされた公式サイトをご覧ください。

https://gero-art-discovery.jp

下呂Art Discovery 2026 参加作家(2026年1月19日現在/五十音順)

EAT & ART TARO|日本
スタシス・エイドリゲヴィチウス(Stasys Eidrigevičius)|リトアニア/ポーランド
遠藤利克(Endo Toshikatsu)|日本
鬼太鼓座(Ondekoza)|日本
坂田桃歌(Sakata Momoka)|日本
鈴木初音(Suzuki Hatsune)|日本
竹腰耕平(Takekoshi Kohei)|日本
竹中美幸(Takenaka Miyuki)|日本
トゥ・ウェイチェン[涂維政](Tu Wei-Cheng)|台湾
バルトロメイ・トグオ(Barthélémy Toguo)|カメルーン/フランス
トザキケイコ(Tozaki Keiko)|日本
西澤利高(Nishizawa Toshitaka)|日本
橋本雅也(Hashimoto Masaya)|日本
原倫太郎+原游(Hara Rintaro+Hara Yu)|日本
マッシモ・バルトリーニ(Massimo Bartolini)|イタリア
パンクロック・スゥラップ(Pangrok Sulap)|マレーシア
ムニール・ファトゥミ(Mounir Fatmi)|モロッコ/フランス
マデライン・フリン+ティム・ハンフリー(Madeleine Flynn & Tim Humphrey)|オーストラリア
村上力(Murakami Tsutomu)|日本
弓指寛治(Yumisashi Kanji)|日本
※次回は5月に発表される予定です。

■メインビジュアルコンセプト

下呂を訪れた際に最も印象に残ったのは、樹木やシダ、苔、岩や川などの自然物から受ける圧倒的な感覚情報の豊かさだった。

特に川の水の、瀬から淵にかけて徐々に透明からエメラルドグリーンに変化する色の美しさや、光を反射したり透過したりする水面の質感に目を奪われた。

水量が豊富な早瀬は、川の中に点在する岩にぶつかって複雑な水紋を描いていた。

この場所を訪れる体験の感覚的な魅力を伝えるため、写真家の川谷光平氏と協働し、[写真的グラフィック]と、[グラフィック的写真]を組み合わせたビジュアルを制作することを考えた。

━写真的グラフィック:「清流ロゴ」と「清流書体」

下呂の川で晴れた日に撮影した、太陽光が射し込んだエメラルドグリーンの川面の写真。その写真を画材として文字を描き、ロゴと書体を制作する。

水のうねりが文字の形に重なり、偶発的な形が生まれる。

━グラフィック的写真:川谷氏によるイメージ

下呂の各所で撮影された複数の写真を、偶発性を取り込んだコラージュ的手法で重ね合わせる。

複数の写真が内包する、異なる時間・視点・モチーフは、互いの境界が曖昧になることで、夢の中のような浮遊感のあるイメージへと変化する。

下呂 Art Discoveryは、まず場所があり、その場所に向き合う中で制作されるサイトスペシフィックな展示が展開される芸術祭だ。

美術作品を鑑賞する中で、下呂という魅力的な場所と自分自身を再発見する体験。グラフィックデザインを通して、その体験への、一つの入口を作れたらと思う。

岡﨑真理子/グラフィックデザイナー

下呂 Art Discovery 2026
会期|2026年9月11日(金)~11月8日(日)(祝日を除く火曜日休み)
会場|岐阜県下呂市内 各所
主催|下呂アートディスカバリー実行委員会

実行委員会会長|山内登(下呂市長)

総合ディレクター|北川フラム
ビジュアルディレクター|岡﨑真理子

参加作家|11の国と地域から40~50組(予定)

公式サイト|https://gero-art-discovery.jp