大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ

新潟県十日町市、津南町2000~

イリヤ&エミリア・カバコフ《棚田》 photo by NAKAMURA Osamu
主催大地の芸術祭実行委員会
NPO法人越後妻有里山協働機構
独立行政法人日本芸術文化振興会
文化庁
公式サイトhttps://www.echigo-tsumari.jp/
2000年、新潟県越後妻有地域で初開催された「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」は、「人間は自然に内包される」という理念のもと、里山を舞台に展開される国際的に注目される芸術祭です。

平成の大合併に向けた新潟県による広域活性化政策「ニューにいがた里創プラン」に基づき、過疎高齢化が進む十日町広域(現・十日町市、津南町)で「越後妻有アートネックレス整備構想」が1996年にスタートしました。これはアートにより地域の資源を掘り起こし、その魅力を高め、自立への道筋を築いていこうというものです。その一事業として「大地の芸術祭」は2000年に始まり、四半世紀を越えました。
地球環境時代、文明の曲がり角にある今こそ、1500年にわたって農業を通して大地と関わってきた越後妻有の里山に着目し、「人間は自然に内包される」という基本理念のもと、田んぼや空き家、廃校など、地域のさまざまな場所を舞台に、760㎢という広い地域に、世界のアーティストが作品を展開。現在では200点以上の恒久作品が点在しています。訪れた人たちは、作品を道しるべに地域をめぐるなかで、集落の文化や営みを知り、地域の人々と交流していきます。アーティスト、地域住民、サポーターが協働する「大地の芸術祭」は、アートを通じた地域再生のモデルとして国内外で高く評価されています。
近年は3年ごとの芸術祭の期間に限らず、豪雪に見舞われる冬のシーズンも含め、生活芸術としての食の展開や企画展の開催など多面的な活動により、通年での地域への誘客にも注力しています。総合ディレクター北川フラムのもと、アートフロントギャラリーはその企画・制作・運営・広報などに、NPO法人越後妻有里山協働機構とともに総合的に携わっています。